ガラナは、『精力剤』、『媚薬』、『催淫剤』として一部の健康食品に用いられているようなイメージがあるかもしれませんが、原産国ブラジルでは、一日におよそ200万杯の『ガラナ・ティー』が飲まれている程で、街角いたるところに『ガラナスタンド』があり、『ガラナ・フルーツジュース』や『ガラナ・スムージー』、『ガラナ・ティー』が定番人気メニュー。『眠気覚まし』や『エネルギー補給』や『集中力の向上』etc....朝食、昼食、夕食、夜食....ガラナは様々なトロピカルフルーツや野菜との組み合わせで日常的に摂取する『ハーブ』として広く愛されています。また、断食や絶食時には、空腹感を紛らわすために、ガラナがダイエット補助食品として用いられることもあります。
ガラナの有効成分としては『キサンチンアルカロイド』の存在が知られていて、その内訳はカフェイン4〜8%(25,000ppm〜75,000ppm)、テオフィリン(500〜750ppm)、テオブロミン(300〜500ppm)となっています。キサンチンアルカロイドには、心臓や中枢神経を刺激し、集中力、記憶力、思考力を高める他、気管支の筋肉をリラックスし、呼吸を楽にしたり、自律神経を調節してリラックスする作用があります。
ガラナの効能を特徴付けているのは、単にカフェインを含む『キサンチンアルカロイド』成分単体による作用というよりは、『ガラニン』(カフェインを含む興奮剤アルカロイドグループ)とガラナに含まれるタンニンやサポニン等非アルカロイド成分等との組み合わせによる天然構造がもたらす相乗パワーと考えられています。ガラナに関連する特許としては、血小板凝固阻害能を有するガラナ種子抽出法、ガラナを含む薬草の組み合わせにより『痛み』や『頭痛』や『偏頭痛』に関連する症状を和らげる作用や、神経に負荷をかけることなく持久力やメンタル的な注意力を高める作用などがあります。動物による毒性検査では体重1kgあたりガラナ2gの摂取量でも毒性は確認されていません。